今年度は、令和6年2月17日に言語聴覚士国家試験が施行され、3月26日に合格発表がありました。1,761名の合格者が晴れて言語聴覚士としての道を歩み出したそうです。
言語聴覚士になりたい!と思って頂ける方が少しでも増えるように、方法を一部ご紹介させて頂きます。今回は一般的なコースをご紹介しますが他の方法もあります。
1つは、高等学校を卒業後、文部科学大臣が指定する学校(3~4年制の大学・短大)または都道府県知事が指定する言語聴覚士養成所(3~4年制の専修学校)を卒業し、国家試験の受験資格を得るコースです。
2つめは、一般の4年制大学卒業を卒業後、指定された大学・大学院の専攻科または専修学校(2年制)を卒業することで国家試験の受験資格を得るコースです。
つまり、高校卒業後に言語聴覚士養成所にすぐに進学した場合は3~4年で国家試験の受験可能。大学卒業後に、大学院又は専修学校へ進学した場合は6年で国家試験の受験ができます。
私は、大学卒業後に専修学校へ進学したので、高校卒業後6年で国家試験を受験しました。当院のリハビリスタッフでも約35%は6年過程を経て言語聴覚士となった方がいます。
私自身大学時代は、言語聴覚士を目指しておらず全く異なる勉強をしていました。実際に言語聴覚士として働いてみて大学時代で学んだ事、培った経験が役に立つことも沢山ありました。
言語聴覚士というお仕事に興味を持って頂き、沢山仲間が増えると嬉しいです。
記事担当部署:ST室