中国・蘇州大学のJing-Hong Liang氏らが発表した、2020年のJournal of the American Medical Directors Association誌での報告です。
- 睡眠障害なし(オッズ比[OR]:0.43、95%信頼区間:0.24~0.62)
- 教育水準の高さ(OR:0.50、:0.34~0.66)
- 糖尿病の既往歴なし(OR:0.57、:0.36~0.78)
- 非肥満(OR:0.61、:0.39~0.83)
- 喫煙歴なし(OR:0.62、:0.45~0.79)
- 家族との同居(OR:0.67、:0.45~0.89)
- 運動の実施(OR:0.73、:0.46~0.94)
- 禁酒(OR:0.78、:0.56~0.99)
- 高血圧症の既往歴なし(OR:0.80、:0.65~0.96)
人それぞれ、達成が難しいものや容易なものがあると思いますが、各々の項目が達成できれば認知症は予防できるように働きますので、頭に入れておけば、抑えるために行動することができるのではないでしょうか。
生活習慣を整えることが認知症予防にも繋がるという良い論文でした。
記事:部長さかもと