9月の第1土・日の「伊勢町祇園祭」の日に千人踊りの催しがありました。
千人踊りでは参加者みんなで踊りを披露します。
当院からは様々な職種、合わせて20人が参加しました。
参加された方から感想です。
実際に踊っていた人はさすがに1000人はいなかったようですが、思っていたより色々な地域の人達が参加されていたそうで、始めは緊張の中踊り出しましたが、徐々に慣れてきたとの事でした。
踊りの振り付けが意外に難しく、思ったよりも踊れなかったという方もいました。
しかし、踊っているうちにだんだん一体感を味わう事ができることが、千人踊りの良いところだと感じたそうです。
リハビリとの関連として認知症予防のための運動は有酸素運動が必要と言われており、その代表的なものとしてウォーキングやダンスなどがあります。
ダンスは音楽やリズムに合わせて動きやステップを覚えたり、考えたりすることで脳が活性化されるという良い効果があります。
認知症の方に対して人とかかわりを持ちながら運動をする事も良いとされています。
認知症予防のためにも、このような町ぐるみで人と交流しながら地域交流の取り組みを行って行く事は大切で、これが地域の介護予防にあたるのではないかと感じました。
我々セラピストが介護予防のために何ができるかなどと無い知恵を絞るよりも、地域のこのような催しを大切にしていく方が余程、介護予防になるのかもしれません。
このような会に参加し、盛り上げていくことも長期的には介護予防事業の一環になるでしょう。
記事担当:OT三浦