群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

舌を鍛える方法

 舌は、ことばを話したり、食べ物を食べるときにとても重要な働きをします。

これらが上手く働くためには、舌の力(舌圧)が必要です。

 舌圧を鍛える方法は色々ありますが、今回は「ペコぱんだ」という舌圧を鍛えるトレーニング用具を紹介したいと思います。

 

 

 使い方はとても簡単です。図1.のように、舌でトレーニング部を押しつぶして筋力upを図ります。リハビリの中でも使用していますが、使い方がとても簡単なため、慣れてきたら自主練習として、使用していただくこともあります。

 

 また、ペコぱんだは硬さが5段階のレベルに分かれており、患者さんの状態に合わせて難易度を調整することが可能です(図2)。

 

図1.ペコぱんだ使い方

http://orarize.com/pekopanda/use.html

図2.ペコぱんだ種類

http://orarize.com/pekopanda/choose.html

 

 使用後に洗浄することで、何度も使うことができます。当院では1人1つお渡しして、退院後も自宅で継続してトレーニングができるよう、持ち帰っていただくこともあります。

 見た目も可愛く簡単にトレーニングができるため、今後もリハビリで使用していきたいと思います。

 

 

記事担当部署:ST室