群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

冬は怪我や病気のリスクが高い?

あけましておめでとうございます!

本年もよろしくお願いします。稲垣です。

 

この時期、冬になると、毎年、働いていて必ず思う事があります。

 

それは『冬になると、怪我や病気で入院する人が増えるなぁー』ということです。

 

それにはちゃんと理由がありました。

 

1つ目は筋肉温度の低下が関係しており、筋肉が冷えてしまうと筋肉は固まり血行が悪くなります。その結果、柔軟性が低下し、筋肉や関節の怪我のリスクが上昇します。

 

2つ目は暖かい家から寒い外へ出ると血圧・心拍数の上昇が起きる事です。寒さにより交感神経が緊張すると、血管が収縮し血圧が上がりやすくなります。血圧の上昇は心臓への負担を増やすため心筋梗塞などの疾患リスクも高めます。

この2つの理由が『冬に入院される人が増える』に繋がっていると私自身、感じています。

これらの理由から、冬は外に出る前に、しっかりと準備体操やウォームアップを行い、身体を温めて、筋肉をほぐしてから運動や外出する事で、怪我や病気の予防に繋がると思います。

 

 

今年は暖冬という事もあり、暖かい日が多いと思いますが、みなさん、油断せずに今年も健康維持に努めましょう!

 

                               記事担当部署PT