作業療法室の大塚と申します。
今回は11月10日~12日に開催された第57回日本作業療法学会について、参加のご報告をさせていただきます。
沖縄県宜野湾市にある沖縄コンベンションセンターで開かれたこの学会で、口述発表をさせて頂きました。
群馬から参加となりましたが、11月の沖縄県は非常に暑く、日によっては30℃近くなる事もありました。
(群馬へ帰った翌日は5℃でした。大変な気温差です。)
自分の口述発表はこちらの会場でした。(撮影許可頂いています)
演題名は”Predictive factor of activities of daily living at discharge on rehabilitation phase stroke patients” となります。
入院時データから退院時のFIMを予測することを目的に重回帰分析した研究にはなりますが、倫理審査委員会の承認の下で当院データを活用させていただきました。
また本演題に関しては恐縮ながら英語での発表をさせて頂き、大変貴重な経験をさせて頂きました。
共同演者の先生方、座長の先生方をはじめ、多くの先生方に協力いただき大変感謝しております。
改めて、この場を借りて御礼申し上げます。
また、本年の学会テーマは「ものごとの仕組みに注目する―作業療法における問題解決の糸口として―」でした。
問題に直面したとき、そのものの仕組みを知る・あるいは知っていることで、問題を解決する糸口を見出すことが出来る、というテーマと解釈しています。
これに呼応するかのごとく、口述・ポスターとも非常に多数の「仕組み」が演題として発表されており、大変多くの学びを得る事が出来ました。
会場内では交流も多く、大変活気のある学会だったと感じております。
来年の同時期には日本作業療法学会に加えてアジア環太平洋学会(Asia Pacific Occupational Therapy Congress)も開催されます。
機会があれば是非参加したいと考えておりますので、何卒よろしくお願いします。
記事担当:OT大塚