群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

第57回日本作業療法学会参加報告

作業療法室の大塚と申します。

 

今回は11月10日~12日に開催された第57回日本作業療法学会について、参加のご報告をさせていただきます。

 

 

沖縄県宜野湾市にある沖縄コンベンションセンターで開かれたこの学会で、口述発表をさせて頂きました。

群馬から参加となりましたが、11月の沖縄県は非常に暑く、日によっては30℃近くなる事もありました。

(群馬へ帰った翌日は5℃でした。大変な気温差です。)

 

 

自分の口述発表はこちらの会場でした。(撮影許可頂いています)

演題名は”Predictive factor of activities of daily living at discharge on rehabilitation phase stroke patients” となります。

入院時データから退院時のFIMを予測することを目的に重回帰分析した研究にはなりますが、倫理審査委員会の承認の下で当院データを活用させていただきました。

また本演題に関しては恐縮ながら英語での発表をさせて頂き、大変貴重な経験をさせて頂きました。

共同演者の先生方、座長の先生方をはじめ、多くの先生方に協力いただき大変感謝しております。

改めて、この場を借りて御礼申し上げます。

 

 

また、本年の学会テーマは「ものごとの仕組みに注目する―作業療法における問題解決の糸口として―」でした。

問題に直面したとき、そのものの仕組みを知る・あるいは知っていることで、問題を解決する糸口を見出すことが出来る、というテーマと解釈しています。

これに呼応するかのごとく、口述・ポスターとも非常に多数の「仕組み」が演題として発表されており、大変多くの学びを得る事が出来ました。

会場内では交流も多く、大変活気のある学会だったと感じております。

 

 

来年の同時期には日本作業療法学会に加えてアジア環太平洋学会(Asia Pacific Occupational Therapy Congress)も開催されます。

機会があれば是非参加したいと考えておりますので、何卒よろしくお願いします。

 

                              記事担当:OT大塚