群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。HAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなど、ロボットリハも稼働中。100名超のリハスタッフで365日途切れなく活動中。PTOTSTスタッフを半ば強引に巻き込んでリハビリブログ更新しています。

サルコペニア肥満

 サルコペニアとは、加齢や運動不足などの影響で、筋肉が急激に減ってしまう状態を指します。「サルコ」は筋肉、「ペニア」は減少という意味です。

 

 運動不足で筋肉を使わないでいると、筋肉は細くなるだけでなく、高齢者では寝たきりの原因にもなります。

 

 筋肉の量が減って体の機能が低下した状態に、肥満が加わったものを、「サルコペニア肥満」と呼びます。

 身長や体重が以前とほぼ同じで、見た目だけでは肥満に気付きにくいですが、筋肉が著しく減っている場合があります。

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 昨日の「女子大生でもロコモ」では、筋肉が少なくても、見た目は普通という方が増えているそうです。こういう方では、図右側のBMIは変化しない場合もあります。

 

 このような方では、様々な病気の疾患リスクが高くなる上に、骨折もしやすく、さらに年齢を重ねると、若くして運動器に障害が起きてくる可能性も高いといえます。

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 サルコペニア肥満になると、糖尿病や高血圧などのリスクが上昇するのに加え、「歩く速度が低下する」「転倒・骨折のリスクが増加する」「着替えや入浴などの日常生活の動作が困難になる」「死亡率が上昇する」など、さまざまな影響が出ます。(図は糖尿病リスク)

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         バランスが悪くなり、転倒も増えます

 


 一朝一夕では筋肉はつきません。ローマは一日にして成らずです。

 

 食事、運動(筋トレ)、睡眠、年をとってもタンパク質もとりましょう。

 

                        記事担当:部長さかもと