群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。HAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなど、ロボットリハも稼働中。100名超のリハスタッフで365日途切れなく活動中。年200回を目標にブログ更新しています。

フレイル予防で再発予防

 高齢者全体の内、いわゆる元気な高齢者は約8割と言われています。高齢者は医療費が多く掛かるというイメージを持ってしまいがちですが、8割が元気なんです。

 

 この元気を維持するための要素の一つが、フレイルにならないことでしょう。

 

 

 フレイルは、日本老年医学会が提唱した概念で、Frailtyを片仮名で表しています。

 健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態です。

 

 日々の歩行量や活動量からフレイルへのなりやすさを表すと、下のグラフに示すように、一日5000歩以上歩く習慣があったり、一日8分以上の中強度以上の運動を行う習慣があると、フレイルになりやすさは半減します。

 運動しないから絶対にフレイルになる、という運命的なものではありませんが、加齢して筋減少する前に、活動的な習慣をつけておきたいものです。

 

 下の図に示すようなフレイルサイクルに陥らないようにするためにも、食事の摂取量や活動量、社会的交流回数などにも気をつけていただきたいと思います。

 

フレイル・サイクル

 昨日ご紹介した記事とあわせて見ていただくと、フレイルになりにくい体と心をつくることができるでしょう。

 

 これが、病気の再発予防や発症そのものの予防に繋がります(フレイルの予防が病気の罹患リスクを下げます)。

 

 こういった活動を実践して、それでもADLに障害が残る疾患に罹ってしまったら、当院の回復期リハビリテーション病棟をご利用ください。

 

                            記事担当:部長さかもと