群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

社会的フレイルを予防する

 10月13日、東吾妻町のフレイル予防サポーター養成講座に講師として参加しました。

 

 「守ろう!地域の健康!~人との繋がりがフレイル予防のカギ~」というテーマで、身体的フレイル、精神・心理的フレイル、社会的フレイルそれぞれの予防方法について説明しました。

 

 今回はその中の社会的フレイルについてのお話です。

 

 社会的フレイルとは独居や閉じこもりなど、社会的な交流や活動が少なくなる状態のことです。

 コロナ禍でますます外出の頻度や別居家族との会話の機会等が減少しているのではないでしょうか?

 このような状態が続くと身体的フレイルや精神・心理的フレイルにつながるリスクも高くなります。

 

 自分自身にあった活動…例えば奉仕活動(見守りパトロール・清掃活動等)、運動(ラジオ体操やハイキング、ウォーキング等)、趣味活動(絵画教室・料理教室等)、就労(今の仕事を続ける、シルバー人材への登録)交流(傾聴ボランティア、認知症カフェ、サロン等)を見つけてみて下さい。

 このようなグループ活動は、様々な方が参加するのでお互いの意見を否定しないことも大切です。

 また、お互いに支え合い、皆さんそれぞれに役割(お茶菓子の買い出し・会場の鍵あけ・会場準備・受付等)を持つことも重要です。

 人の役に立つ、必要とされていると生きがいを感じることが出来るのではないでしょうか。

 

             

 

                               記事担当:ST田村