回復期リハ病棟協会が毎年出している現状と課題の調査報告書がありますが、調査回答割合58%を超え、この手の調査としてはかなり高い数字が出ているそうです。
その中から、また実績指数のお話しで恐縮ですが、全国との比較を行いました。(回復期入院料1だけではありません)
計算方法などは過去のものをどうぞ
除外前 | 除外後 | |
回リハ協会 | 43.9 | 54.1 |
当院 | 40.3 | 56.4 |
除外前にすべての症例をいれて比較すると、中央値(真ん中の値)が病院の方が小さいという結果が出ました。
除外前の重症者についても、入院の受け入れを行っていることを表していると思います。
また、除外した後の実績指数が全体平均よりも高い数字が出ています。これは、除外が講を奏している結果といえます。
リハビリは行うけど時間がかかりそうな方、回復期再入院で残りも入院期間があまり残っていない方など、実績の計算に入れない方が都合の良い場合、3割を上限に算定除外できます。
このグラフから、当院はADLで重症な患者さんを、少し長めの期間リハビリを担当し、結果を残すことができていると言えそうです。
記事担当:部長さかもと