生活の中で、「疲れが溜まっているなあ…」と感じたことがあると思います。
とはいえ、簡単にお仕事や学校は休めませんし、疲れている状態が続いてしまう方も多いのではないでしょうか?
ですが最近では、疲労が体調不良を引き起こす原因になるということをよく耳にします。
体を感染症から守る【免疫システム】は、自律神経に管理されています。
その自律神経は、「活動」に働く【交感神経】と、「休息」に働く【副交感神経】がバランス良く調整され、成り立っています。
身体的な疲れや精神的な疲労を放置してしまうと、交感神経が優位になり、自律神経が乱れてしまいます。そのため、免疫システムも低下します。
結果として、風邪などの感染症によって体調を崩してしまうのです。
また、交感神経が優位になることで、リラックスのために働く副交感神経が押さえられてしまい、睡眠を取ることが難しくなります。
十分な休息を取れないのも、さらなる免疫低下や体調不良の原因になってしまいます。
持続する疲労は、実は危険のサインです。「ただ疲れているだけ」と侮ってはいけません。
新型コロナウイルスの感染拡大も続く中で、手洗いやうがいだけでなく、十分な休みを取り疲労やストレスを減らし、自律神経を整えることも心掛けたいと思います。
記事担当:ST片山