新規の受付は中止となった歩行アシストですが、現在も稼働しています。
HONDAが扱うのは、2023年末までと聞いていますので、あと2年は利用可能です。
非常に使い易く、患者さんの歩き方を変えていくロボットなので、これからも使っていきますが、技術者の思いを受けてくれる企業はないものでしょうか?
さて、今日は歩行アシストを8回以上利用した方と、そうでない方を比較する機会があったのでそれを紹介したいと思います。
入院から退院までにFIM運動項目がどれだけ伸びたかを、歩行アシストを使った方と、使わなかった方でグラフ化しました(箱ひげ図です)。
しっかり検証しようと思って対象群を探そうとしましたが、断念して、使っていない人は回復期リハ病棟全体を入れましたが、入院時FIMMは同じか、若干歩行アシスト群の方が低いので、このまま利用しました。
歩行アシストを入院中に使った方の方が、ADLの数値が上がりやすいということがわかりました。ただし入院日数は伸びてしまいましたが、、、。
歩く事はADLをさらに伸ばすと考えます。
(歩行アシストの利用に、新たな診療報酬は発生しません。個別リハビリテーション料だけです。担当PTにご相談ください)
記事担当:部長さかもと