血圧は日内変動が意外に大きく、下のグラフのように推移していきます。
自分の血圧を知ることなく、脳卒中などの病気に罹られる患者さんも多く経験します。
自分の体調管理をする意味でも、定期的に体温に加え、血圧も測って起きましょう。
血圧の測り方は下の図に示します。
気をつけるところは、ベルトを巻く位置は、心臓と同じ高さにすることです。また、血管音を聞くところに印があるので、ベルトの位置を調整してください。
加圧して、減圧しながらゆっくり測って行きますので、リラックスして普通に呼吸しながらお待ちください。
数字の変化に集中しながら待つと、血圧が上がってしまうかもしれませんので注意。
朝、血圧が上がりやすい早朝高血圧というのもありますので、朝計測すると良いでしょうと、当院の医師も言っておりました。
朝は体内の水分量が減ったり、血圧が上がったりで、脳卒中や心筋梗塞になりやすいといわれます。
ご自分の血圧変動のクセを知っておくことも大事だと思います。
血圧が高いとその分、心血管秒になるリスクも上がりますので、注意していきたいものです。
まずは定期的に自分の血圧を知ること。これを意識していただきたいと思います。
記事担当:部長さかもと