群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

温泉がしみる季節

 表題の通り、温泉がしみる季節がきました。

 私も個人的には、この季節の露天風呂が一番好きですが、今日は入浴の効用についてのお話しをします。

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 入浴はどこに効果があるのかですが、

①リラックスできる

ストレスで緊張しているときは、交感神経が働き、血管が縮まって手足が冷たくなります。逆にリラックスするには、副交感神経が活性化することが大事です。入浴して手足を温めると、血管が広がり血流が増加し、副交感神経が刺激されます。最近は血管内皮機能を高めるとも言われています。

血栓予防効果

血管の内側の壁からは、血栓を溶かす働きのある「t-PA」という物質が分泌されているそうで、群馬大学の調査では、「t-PA」は入浴する湯温が40℃前後で増え、適温で分泌が増えることがわかったそうです。そのため、適温の湯に入浴すると血栓ができにくくなると思われます。
また、入浴後には血圧が低下した状態を持続されます。

週5日以上の入浴が動脈硬化を防ぐ

週5回以上の入浴習慣は、動脈硬化のリスクを減らし、心機能を改善し、心血管の保護作用があるとされています。

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入浴が心血管病や死亡のリスクを低下

入浴頻度が週に5回以上の群では、それ以下の群と比べて、動脈硬化の指標の数値が低いことがわかっています。

 これらの効果は温泉ではなく、入浴です。温泉ではさらによい効果があると考えられますが、このあたりの調査は難しいのが現状です。

 入浴したくなりましたか?。当院では入院で介助浴でも週3回の入浴を実施し、自立すれば毎日の温泉浴を楽しめます。風呂に入るということがこれだけの意味があったということがわかっていた方は少なかったのではないでしょうか。
 
 当院には回復期リハ病棟が156床、回復期に対象とならない方が入院する療養病床が40床あります。冬は混みますので、早めの転院をお願い致します。

記事担当:リハ部長 さかもと