群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

サウナと入浴習慣

「毎日サウナに入ると長生きできる人が増える」という研究結果が2015年にアメリカの医学会雑誌『JAMA』へ発表されました。

フィンランドで行った国内在住の男性2315人を対象にした20年にわたる調査によると、サウナに通う頻度の高い人ほど心臓病リスクを含む全死因による死亡率が低かったということです。

週に1回未満の人と4回以上サウナに行く人を比較すると、突然死は4回以上行く人が63%、冠動脈疾患死亡者は同じく4回以上行く人が48%、それぞれ1回未満の人より低下していました。

著者は「回数は多いほうが良い結果。週23回でも効果があるようですが、最もリスクが低かったのは4回以上サウナに行く人」と述べています。

 

 また、今年、愛媛大学京都大学が、入浴習慣が心機能や動脈硬化指標と関連することを明らかにし、その成果を ScientificReports 誌で発表しました。

 検診受診者を対象として、週5回以上の入浴習慣を有する者では、動脈硬化の指標である脈波伝搬速度や心負荷の指標である血中のB型心房性ナトリウム利尿ペプチドが低値を示しています。

 入浴は、湯温による温熱効果とともに水圧による圧迫効果があります。

 水圧により末梢血管内の血液が中心に集まり、これが心機能の改善につながることが知られています。


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 温熱効果に関しては、前述のサウナ習慣が心血管病や死亡のリスクの低下と関連していたとの報告があります。

 この研究者は入浴にもサウナと同様の効果が期待できるとしています。最適な湯温や入浴方法は、今後検討が必要としていますが、浴槽に浸かることがサウナと同じく動脈硬化を改善することが言えそうです。


 当院は(リハビリ)運動療法+温泉療法ができます。

 改善しにくい“動脈硬化”に挑戦し、病気の治療(リハビリ)とともに、健康寿命も伸ばしたいものです。