群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

言語聴覚士と吸引

 5月なのに、真夏のような日もあり・・・気温差が激しいこの頃ですが、みなさん体調を崩したりしていませんか?
 
 今回は、“吸引”について少しお話しさせていただきたいと思います。
「痰の吸引」と聞くと、看護師の仕事という印象はないでしょうか?
 吸引は、痰などの分泌物による気道の狭窄・閉塞が考えられるとき、気道を開存させるために必要な行為です。
 
 その吸引について、平成22年4月の厚生労働省医政局長が各都道府県知事に宛てた通知によると、「近年、患者の高齢化が進む中、患者の運動機能を維持し、QOLの向上等を推進する観点から、病棟における急性期の患者に対するリハビリテーションや在宅医療における訪問リハビリテーションの必要性が高くなるなど、リハビリテーションの専門家として医療現場において果たし得る役割は大きなものとなっている。」
とされています。
 
 つまりは、それぞれの訓練等を安全かつ適切に実施する上で、当然に必要となる行為であることを踏まえた上で、《リハビリスタッフも吸引していいですよ》ということです。


 当院では、当院看護師による実技講習を受講した後に、実技指導を受けることが出来ます。その実技指導で合格すると、吸引実施が可能となります。
 実技指導で使用されるチェック表です。


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 言語聴覚士は摂食嚥下に関わるリハビリをおこないますので、吸引が必要となる場面も多くあります。
 ナースコールを押して看護師の到着を待つではなく、必要なタイミングで吸引出来るということはリハビリの効率が良くなります。
 患者さんも痰が絡んで苦しい状態から早く解放される等、良いことがいっぱいです(^_^)v

記事担当:ST真庭