朝食から夕食までが12時間で収まっていれば、 体は持って生まれたリズムで動いていると考えていいそうです。
生体リズムが乱れて代謝がスムーズでない人の場合、12時間以内を意識して実践するだけで減量につながることもあります。
また、夜遅い時間の夜食は摂取したエネルギーが使用されず、脂肪として蓄積されやすくなるため、夕食は就寝の2〜3時間前に軽めにとるというのがおすすめです。
朝:昼:夜の食事でエネルギーの量の理想的な配分費は、3:3:4とされますが、
夕食がどうしても21時以降になってしまうというような場合には、 17〜18時ごろに軽い食事をとることで、昼からの長い血糖低下を防ぐとともに、夜食を多く摂取してしまうことによる肥満も予防できます。
ヒトの体は「生体リズム」という独自のリズムを持っています。
このリズムはだいたい1日25時間の周期を持っているため、ほうっておくとヒトは徐々に夜更かしの体になっていきます。
これを防ぐのが、”朝の光を浴びること”と ”栄養バランスのとれた朝食をとること”。 この二つの行動によって人の体は朝であることを認識し、 リズムのズレを修正します。
このように朝食は、正しい生活リズムのもとになるとともに昼の活動のエネルギー源として使われるため、 夜に比べて脂肪として蓄えられることも少ないということがわかっています。