群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

不安解消と睡眠の質を高める

まずは筋トレと有酸素運動が不安改善につながるという報告です。


全般性不安障害の女性を、筋トレ群、有酸素運動群、対照群に分け、週2回ペースで運動し、6週間後、症状の変化を調べた結果、運動群は両群とも心配性スコアが低下しています。
寛解率は、筋トレ群60%、有酸素運動40%でした。

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Psychother Psychosom,81,21-28,2012
 
 運動は不安の解消に関与するようです。
 自分の将来が心配だと考えすぎて寝込むよりも、まずは体を動かしてそれから考える方が楽観的に物事に対処できる可能性があります。
 
筋力トレーニングが、睡眠の質を改善させることもわかってきました。


 トレーニングが深い睡眠を促す理由は、筋トレによる体温上昇や心拍数減少等が関係するといわれます。


また、睡眠の質向上は、トレーニング量によって左右すると言われ、習慣的に多くの量をトレーニングすることで、睡眠の質が高まると考えられています。


だからといってやり過ぎはいけませんが・・・。
 
  旧石器時代にはヒトは狩猟をして、嫌でも身体を動かし、筋肉を使って狩りを行い、生活をしてきました。筋肉を回復させるためにも、睡眠が必要だったはずです。


 ヒトは筋肉を使うことで睡眠の質を上げることができるようになってきたのだと思います。
 
理学療法士は白衣の肉体労働者だ」とは大学の恩師談ですが、体を使い、頭を使い、心を配って患者さんのためにもなる、
(順番が違うと怒られそうですが・・・)
いい仕事だと思っています。