群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

安川電機“足首アシスト装置”

 来年のリリースに向け、ひとあし早く、安川電機“足首アシスト装置”の利用を開始しました。
イメージ 1
(実際のものとは異なります)

 今年前半にも1ヶ月貸し出しいただき、使った患者さんからは“つけたまま退院しても良いですか?”と、お褒めの言葉をいただいております。

<足首アシスト歩行装置の特長>
 脳卒中後の下肢の麻痺により、足首の動きが悪く、装具を使わないと歩けないなどの歩行障害が起きている方に有効な機器です。特に足関節の動きの悪い方に適応します。

ウォークエイドと合わせ、短下肢装具や、靴べら型装具(SHB)等の装具を使わないで歩くことを希望される患者さんには、特に有効な機器です。

両足の足裏センサにより、足首の動き(つま先を挙げるとき、下ろすとき両方)を電動で介助することによって、かかとから床に着き(下図①)、足がついた後は体重の前方移動を促し(下図②)、足が地面から離れる時には蹴り出しの力を介助します(下図③)。

 また、振出し時には、つま先を挙げる速い介助を行うことにより、腓腹筋(ふくらはぎ)を伸ばし、反射的に筋収縮が起きることで膝・股関節の動きを連動させ、スムーズな足の振り出しにつながります(下図の④-⑤)。

イメージ 2


<利点>
・装置構成が簡易で、装着・設定・調整に時間が掛かりません。
・また、小型で服の中にも装着ができ、患者さんの動きを妨げることなく歩行リハビリができます。
・装具の部分を軽量化して患者さんの負担を小さくするために、駆動部分とコントローラを分離して、小型扁平モータで直接足首を駆動する方式を採用しています。

装具はつま先が落ちることを予防することが主ですが、この機器はつま先で床を押すことについてもできる機器です。歩行訓練時に足首の動きを制限せず、逆にタイミング良く動かすことで、機能回復が促進されることを期待できます。

”やらずに良くならないと嘆くより、チャレンジして良くなれば儲けもの”
というつもりで、積極的にご利用いただきたいと思います。