ランジとは脚を前後に開き腰を落として、その姿勢を維持することで、股関節周りの筋肉を重点的に鍛えます。
これを前に進みながらするのがウォーキングランジです。10歩くらい前へ進み、立ち上がって少し休んでから、2~3セット繰り返せるでしょうか。
フレイル診断で使われる「2ステップテスト」は、言い換えると、2歩でどれだけ前に進めるかを測定するものです(下図)。
ということは、この2ステップ値を高く保っていれば、フレイルと診断される可能性を減らす事ができるということです。
多少、論理に乱暴なところがありますが、こうした筋トレを日常的に行うことで、健康増進できますし、フレイル予防にもなると思います。
2ステップ値は下の数式で出しますが、最大2歩長が、身長の1.3倍以上になっていれば良好です。
この値は、年齢を重ねても、保って行きたいものです。
記事担当:リハ部長さかもと