以前のブログでも紹介しましたが、加齢によって噛む力・飲み込む力の低下、唾液分泌量減少などの身体的変化が起きます。すると、食事摂取量が減ってしまい、体重減少・筋力低下等を引き起こし、引きこもりがちな生活から要介護状態になってしまうなどフレイルの悪循環の始まりとなってしまう事も多くあります。
オーラルフレイル予防のため、口腔体操や「パ・タ・カ」の発声練習を実施している方もいると思います。昨年11月にフレイル予防サポーター養成講座の講師として参加した際に、保健師の方がサンスターの「毎日パタカラ」というアプリの紹介をしました。このアプリはスマホに向かって「パ」「タ」「カ」を連続発声する事で自身の口腔機能の現状が分かり、さらにはトレーニングも可能です。
私の結果(スマホより)
病院のリハビリではSTが患者さんに、良かった点や改善点をフィードバックすることでリハビリ継続が可能ですが、自宅では成果も見えにくく声を掛けるくれる人がいないとモチベーションも上がらず、なかなか自主練習を継続できないのではないでしょうか。
このようなアプリを使用すれば自己フィードバックも行え、一人でも手軽にオーラルフレイル予防が出来るのではないかと思います。
画像引用:SUNSTAR
記事担当部署:ST室