日本人の睡眠時間は世界的にみても少ない状態が続いているようです。
睡眠は交感神経と副交感神経のオンオフを切り替えます。
これが上手にできないと、早朝に体に負荷がかかり、血圧が高くなる症状が見られます。
なので、医師は朝血圧を計りたがるわけです。
話が逸れましたが、下のグラフが睡眠時間と高血圧になる危険率のグラフです。
年齢が高くなってくると、睡眠時間を長くすることが大変になるので、若いころとは逆に、長時間寝ている人の高血圧危険率が上がってきます。
睡眠時間が極端に短いのに、血圧を下げるクスリだけで効果を上げようとするのには、無理があるかもしれません。
生活習慣がキチンとしているか、自身で確認してみてはいかがでしょうか。
この睡眠の質には、筋トレが関係しているといわれており、筋トレをすることで、睡眠の質を上げることができるようです。
また、睡眠不足は心にも悪影響を与えるようです。
メンタルヘルススコアが縦軸ですが、短時間・長時間睡眠ともに、このスコアが上昇しているのがわかります。
睡眠時間が短いと、クスリも効かないとも言われています。
運動、食事、睡眠。
これらを適切に行う事で、病気になりにくくなったり、要介護状態になりにくくなったり、健康寿命を伸ばすための第一歩となります。
コロナ後の新しい生活様式に、この生活習慣も加えてください。
記事担当:部長さかもと