群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

ころばないように

 以前ご紹介した、当院のアンケートでも、転倒しやすい場所は「居間」でした。
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 滞在時間に大きな違いがあるので、一概には言えませんが、前期高齢者よりも後期高齢者の方が、自宅内で転ぶ割合が多くなるようです。

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 実例がわかりやすので、実際に起きたものを下に引用します。

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 以前担当した患者さんで、黒部の宇奈月温泉で、夜中に布団に躓いて転倒、骨折し救急車で運ばれた方がいました。

 「宇奈月温泉泊まって、トロッコ列車に乗ろうと思っていたら、転んで救急車に乗せられちゃった。」と笑いを交えて経験を話してくださいましたが、暗い室内で、まして慣れない環境では、このような事故につながることも多くなるでしょう。

 この方は、リハビリに3ヶ月程度要しましたが、幸い歩行は自立され自宅復帰されたと記憶しています。

 こたつもそろそろ仕舞う時期ですが、下の絵のように、カーペットのめくれや、コードは通らないところを這わせるなど、生活する上で多少の工夫があると良いでしょう。

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 転倒は、下肢の骨折だけでなく、硬膜下血腫や頚髄損傷、さらには腰椎圧迫骨折など、さまざまな疾患になることもあります。

 家だからと言って過信せず、安全に生活したいものです。

記事担当:部長さかもと