こんにちは。
夏が終わり、寒くなってきましたが皆さんはきちんと寝られているでしょうか。
今回のブログでは睡眠について書かせてもらおうと思います。本に書かれてあったことを参考に、皆さんにもわかりやすくお伝えできたらなと思っています。少し長くなるので数回に分けて掲載します。
今回の①では睡眠不足による影響について書かせてもらいます。
〈日本人の睡眠時間は?〉
まず、我々日本人は平均どれほど寝ているのでしょうか。
国別で得られたデータがあります。
フランス:8.7時間
アメリカ:7.5時間
日本 :6.5時間
こう見ると日本人はかなり睡眠時間が短いのがわかります。
世界的に見ると日本人の睡眠についての意識はまだ低いのかもしれません。
〈睡眠の借金?〉
「少し睡眠不足だな」と感じる日が皆さんにもあると思います。
こうしたちょっとの睡眠不足がたまってしまうといずれ取り返しのつかないことになるかもしれません。気付かないうちに借金のように睡眠不足が重なり返済できなくなることもあるのです。
こうすると、「マイクロスリープ」という10秒にも満たないほど短い睡眠が
日中に生じ、仕事や学校でのパフォーマンス低下に繋がります。
〈眠らないことで起きる悪循環〉
眠らないことで身体にとっても、良くない状態につながります。
・眠らないと「インスリン」というホルモンの分泌が悪くなり、血糖値が高くなり糖尿病を招く。
・眠らないと食べ過ぎを抑制する「レプチン」というホルモンが出ず、太る
・眠らないと食欲を増す「グレリン」というホルモンが出て、太る
・眠らないと交感神経の緊張状態が続いて高血圧になる
・眠らないと精神が不安定になり、うつ病、アルコール依存等の発症率が高くなる
色々聞き慣れない単語が出て「?」となりますよね。
とにかく、眠らないでいると悪影響を及ぼすということが分かって頂ければと大丈夫です!
では、睡眠不足を解消し、よい睡眠をとるためにどうすればよいのかです。
〈睡眠でもっとも重要な時間〉
睡眠の中でもっとも重要とされているのが「寝入り始めの90分」です。
この時間では成長ホルモンがもっとも多く分泌される、細胞の正常な代謝を
促進させる等の重要なことが起こっているのです。
よい睡眠をとるためにはこの90分の質を向上させるのがかなり大事になってくるのです。
今回はここまで。次回は、90分の質の上げ方について書かせていただきたいと思います。
記事担当:PT川原