みなさんは「HIITトレーニング」を知っているでしょうか?
【高強度インターバルトレーニング:High-intensity interval/intermittent training】
の略称が「HIIT」と呼ばれ、2000年代からスポーツ分野で注目されてきています。
このHIITが注目された理由としては、
立命館大学スポーツ健康科学部の田畑泉先生の、
HIITに関する論文が理由の一つではないかと言われています。
このトレーニングは後に「タバタトレーニング」と言われるようになりました。
HIIT、タバタトレーニングのやり方について簡単にまとめます。
最初の報告では、20秒間の自転車エルゴメータ運動の後、10秒間の休憩を挟んで、
6~7セット行うといった内容です。
時間にすれば合計で3~4分程度ですが、ここで注意していただきたいことが、
エルゴメータの運動強度がとてつもなく高いことです!!
その運動強度はというと、↓↓↓
最大酸素摂取量の170%の強度
簡単にいうと、連続して行えば50秒間程度でへとへとになる強度です。
つまり、ものすごくきついトレーニングなのです!!!
田畑先生の別の論文の中では、“究極の有酸素性トレーニング”であり、“究極の無酸素性トレーニング”であり、エネルギー供給系という観点では最高のトレーニングの1つであると述べられています。
元々はアスリートに向けて考案されたトレーニングですが、
某動画配信サイトにて、一般の方に向けた内容のHIITトレーニングを紹介されている方が多くいらっしゃいます。
もちろん、運動の負荷は少なく設定されているため、限界までへとへとになるわけではありませんが、全身を使う運動が多いため満遍なく体を動かすことができます。
僕は自宅で行える運動を実践していますが、10分程度の運動で十分に負荷をかけることができています。
今回はHIITというトレーニング方法をご紹介しましたが、負荷量の非常に強いトレーニングであり、普段から身体を動かしている方が対象です。体を痛めてしまうこともありますので、HIITに限らず自分に合ったトレーニングを継続して頂くことが重要ですね。
これから寒さが増してくる時期です。風邪を引かないように、
また、お正月太りに負けないように対策をしていきましょう!
記事担当:PT 相場