群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

筋トレやダイエット

 一昔前には、筋肉をつけたければ無酸素運動で行い、持久力をつけたければ有酸素運動で実施するといわれてきました。

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 最近は、筋肉をつけるために、負荷量(重りのおもさなど)を多く設定するのではなく、負荷量を下げても良いので、仕事量(力×距離)を多くした方が良いといわれています。

 

 確かに高負荷にしてしまうとすぐに駄目になってしまう経験がありますし、重さを軽くするだけで、かなりの数同じ運動ができそうです。

 

 こんな事を書いていてテレビショッピングで販売している機器を思い出しました。

 

 スクワットマシン、ゆら○ろん、ワンダー○ア、スレ○ダートーン、フィットネス○テッパー、○ロネックスなど(みんなショップ○ャパンですね-)

 

 どんだけ深夜のテレビショッピング見てたんだよって話ですが、実は一台も購入したことがありません。

 

 しかし、こうして並べて見ると、そのほとんどが筋肉の負荷を減らして回数を飛躍的に多くできる機器なんですね。

 

 筋に対する負荷を少し減らすだけで、できる回数はかなり多くなります。

 

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 負荷を5%減らすだけで、できる回数は2回に増えます。1割減らせば4回に。

 これを利用して回数を増やす機器が多かったように思います。

 

 最近では、運動の仕事量が大きい方が、筋肥大効果や、ダイエット効果がも大きくなるといわれていますので、このような機器を利用して、チャレンジできる回数を増やすのも良いと思います。

 

 比較的古くからあるこうした機器ですが、単品だと厭きるので、いくつか組み合わせてサーキットトレーニングのように順番に回る形式にしてはいかがでしょうか。

 

 

追伸:健康器具といえば、昔流行った「ぶら下がり健康器」を思い出しました。この機器は懸垂でもしない限り、ダイエット効果はありません。肩こりが酷い方には良いと思います。

 

                 記事担当:リハ部長 さかもと