群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

上毛カルタを使って

 私は、長野県出身のため、群馬県に移住してから初めて上毛カルタという物を知りました。長野県では、県全体で行っているカルタの様なものはありません。(地域によってはあるのかもしれません)

 

 知っている方が大半かと思いますが、上毛カルタは、浦野匡彦氏が「このように暗く、すさんだ世の中で育つ子どもたちに何か与えたい。明るく楽しく、そして希望のもてるものはないか。」と考え、この想いが形となり昭和22年12月に『上毛かるた』が誕生したようです。

 毎年1月に予選大会があり、2月には県競技大会が行われるそうです。その際には、読み札をほぼ暗記して挑まれる方が多いとか…。とても、郷土愛が強い県だなあと思いました。ちなみに私は、「鶴舞う形の群馬県」しか知りませんでした。

 

                             

 

 私のリハビリの分野で失語症という言葉の操作が苦手となる症状があります。言葉が出づらい、言葉が理解しづらい等症状が重い方に対して、上毛カルタを教材として使わせて頂く事があります。患者さんが暗記している札であれば発語として表出出来る事もあります。

 

 患者さんとの掛け合いで私も上毛カルタを学ばせていただいております。

 

                                   ST西澤

 

補足

近所の札、集めました