昨年度の退院前訪問指導件数の目標を、リハ部として年120件以上という設定を行いました。
感染対策で退院前訪問指導を中止した1月中旬までに実施した件数は112件でした。
2ヶ月半の中断が無ければ年間で140件に到達する勢いでしたが、未達成でした。
退院前訪問指導では、収集した情報をもとに、自宅環境に合わせた動作練習を踏まえ、患者さん同行のもとご自宅に伺い、実際の環境で確認させていただきます。
住宅改修の必要性の有無や、福祉用具の必要性について検討するため、必要に応じてケアマネジャーもしくは地域包括支援センター職員、福祉用具業者等に同席を依頼します。
自宅で患者さんに一連の動作(玄関の出入り・寝室での寝起き・トイレ動作・入浴動作・趣味活動等)を行っていただき、患者さんが安全に生活できるよう、環境調整の検討をします。
また、コロナ禍でやむなく面会中止とさせていただいておりますので、ご家族への介護指導が院内では実施できていません。
これを退院前訪問指導の機会を利用して行わせていただきます。
また、感染対策で、訪問時にリハスタッフがマスク、フェイスシールド、ガウンを装着していますこと、ご了承ください。
記事担当:部長さかもと