コロナワクチンの2回目接種をして、やはり37.6℃の発熱があったさかもとです。
年寄りは大丈夫と医師に言われましたが、医師の想定より若かった?ようです。
さて、今日は脂肪肝のお話しです。
「脂肪肝」は多くの方に知られていますが、脂肪肝は原因によって分類されます。
もう一つは、お酒を飲まないのに発症する脂肪肝を非アルコール性脂肪肝(NAFL)。
この非アルコール性脂肪肝、指摘された方の1/10くらいがNASHに移行します(割合は正確には不明)。
NASHとは、非アルコール性脂肪肝炎の略ですが、肝臓に炎症が起こる病気で、脂肪肝になった人の一部が発症します。
脂肪肝では、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などの危険性が高くなりますが、NASHになると、それと併せて肝硬変や肝がんになるリスクも高まります。
NASHの原因はよくわかっていませんが、糖尿病、脂質異常症、高血圧がある場合は、注意が必要と言われます。
脂肪肝の原因は、食べすぎや運動不足などによる肥満。また、短期間での無理なダイエットも原因です。
急激なダイエットは、蛋白質不足を起こしやすく、肝臓に中性脂肪がたまりやすくなります。
NASHを発症しやすいのは、男性、50歳以上の女性、BMIが23以上、生活習慣病がある、血液検査でALPやASTの値が高い、血小板の値が低いなどの人です。
つくば大学の報告では、食事制限による減量よりも強さをコントロールした運動の方が、肝臓周りの脂肪減少量が多いとの指摘がありました。
検診などで脂肪肝と言われたら、NASHに移行しないようにするためにも、食事制限よりも、まずは運動を始めましょう。
運動強度は3~5メッツ。
こんな感じです。
記事担当:さかもと