群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。通常のリハビリに加え、早朝リハビリを施行。HAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなど、ロボットリハも稼働中。多くのリハスタッフで患者さんを担当させていただいております。

聴力と認知症の関係

 人間の感覚には視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚が備わっているとされています。

 その中でも今回注目したいのは、「聴覚」です。

 

  私たちは様々な種類の音と共に暮らしており、ヒトは声によって他の人とコミュニケーションをしたり、音楽を楽しむこともできます。しかし、年齢を重ねるにつれ衰えていくものであるため、だんだんと耳が遠くなったと感じる方が多いのではないかと思います。

  

 平成27年厚生労働省が策定した、認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)において、認知症の危険因子の一つとして「難聴」が挙げられているのをご存知でしょうか。

 「難聴」になると、会話の際に曖昧な返事をしてしまったり、何度も聞き返すことに引け目を感じてしまい、コミュニケーションを図る機会が減ってしまう可能性が高くなります。また、音の刺激や脳に伝わる情報が少なくなり、脳の萎縮や神経細胞が弱まり、認知症につながると考えられています。

 

 聴覚を補う器具として、補聴器などがあります。

 補聴器に難色を示す方もいらっしゃるかもしれませんが、補聴器は脳を活性化させるためにとても重要な機器です。もし、耳が遠くなり困っていることが増えたと感じるようでしたら、耳鼻咽喉科に受診をして、自分に合った補聴器を選びましょう。

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                       記事担当はST三木でした