群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

高齢者の低栄養予防

第4回介護予防推進に資する指導者養成研修会が行われ、職員が参加してきたので内容の一部を紹介します。

 

BMIという言葉を聞いた事があるでしょうか。ヒトの肥満度を表す体格指数の事です。

肥満は、糖尿病、高血圧、脳血管障害、虚血性心疾患などの重要な危険因子です。また痩せは、栄養不良や慢性進行性疾患などで生じることがあります。どの程度の肥満や痩せがあるかを正確に評価して把握することは、それらの疾患の予防や治療のために役立ちます。

 

BMIの年齢別基準値(2015年食事摂取基準)


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厚生労働省では、低栄養傾向(BMI20以下)の高齢者の割合の増加抑制を目指しています。

 

加齢とともに筋力低下が進むことを「サルコペニア」といいます。サルコペニアはタンパク質をしっかり摂取することで抑制できます。若年者と比べて高齢者では効果が低いためしっかり摂取することが大事です。1日に2025g(スポーツ選手と同等)高齢者だからといって、タンパク質の摂取量を減らす必要はないそうです。

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低栄養を予防するには

①食事にエネルギーと栄養をプラスする

②油を使った調味料の利用

③主食にタンパク質とビタミンも加える(食材を多く摂る)

④補食に果物や乳製品を摂るがポイントです。

推定エネルギー量は、70歳以上男性18502500kcal 

女性15002000kcalです。

 

 

こういった食生活に気を付ける事は高齢者家庭には困難な場合があるため、配食サービスの充実や共食の場を提供(会食会、子ども食堂等)することが今後社会の取り組みとして必要になるようです。

                                    ST真庭