この図は、65歳以上の男女1,000人を対象に、体格や栄養状態(BMI、アルブミン)と総死亡との関係を調査した結果です。
いずれの指標においても数値が低い群の方が高い群と比べて、死亡のリスクが1.6~1.65倍も高いことがわかりました。中年期では太りすぎには、注意することが必要ですが、やせすぎや栄養不足に陥らないことが大事です。
※BMI=体重kg÷身長m÷身長m
肥満・やせを評価する指標。高齢者の方は、20以下で低栄養傾向とされます。
※アルブミンは、血液中に含まれるたんぱく質の一種で、たんぱく質の栄養状態を評価する指標。4.0g/dLを下回ると、栄養不足の恐れがあります。
貴方は栄養不足ぎみですから、もっとタンパク質を摂ってください。と急に言われても、これも生活習慣なので簡単には改善する事ができません。
肉や魚が苦手な人は、下の図を参考にどうやって別のタンパク質を摂取できるのか、考えられると良いでしょう。
記事担当:部長さかもと