握力とは握る力のことですが、これと死亡率の関係がありそうだというデータです。
握力は20~30代をピークに徐々に弱くなっていきますが、握力は全身の筋力を反映するともいわれ、背筋や膝を伸ばす力などとも相関が高いといわれます。
下の図は久山町のデータですが、中高年ともに握力が強い方が循環器疾患(心臓病、脳卒中)や呼吸器疾患(肺炎など)で死亡率が低くなることがわかっています。
握力は20~30代をピークに徐々に弱くなっていきますが、握力は全身の筋力を反映するともいわれ、背筋や膝を伸ばす力などとも相関が高いといわれます。
下の図は久山町のデータですが、中高年ともに握力が強い方が循環器疾患(心臓病、脳卒中)や呼吸器疾患(肺炎など)で死亡率が低くなることがわかっています。

握力を始めとする筋力が低下している人は、低体重、運動不足、糖尿病、高血圧などがあったり、低栄養、免疫力低下なども多いとの報告があります。
握力だけをつけても死亡率が下がるかどうかは今のところわかっていませんが、適度な運動と栄養の摂取、睡眠などで全身の筋力増強を目指すことが大事だと思います。