群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

社会的フレイルと要介護リスク

 フレイルについては、以前お示ししましたので、以下を参照してください。

 それで、今回は社会的フレイルについてです。

 国立長寿医療センター牧迫氏の報告ですが、

 独居や他者との関わりが、将来の要支援・要介護の発生リスクになるか検証したものです。

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 2年以内の要支援・要介護の新規発生と関連していることが確認された項目は、1)独居である、2)昨年に比べて外出頻度が減っている、3)友人の家を訪問していない、4)家族や友人の役に立っているいない、5)誰かと毎日会話をしていないの5項目が抽出されました。
(すべてハイと答えるとリスクが増すよう文章を変更しました)

 この5項目のうち、2つ以上該当で社会的フレイル、1つに該当する場合社会的プレフレイルとして定義し、2年以内の要支援・要介護発生リスクを調べると、社会的フレイルに該当した高齢者は、1.7倍高かったとのことです。

 高齢期では社会的な環境や活動状況についても考慮することは、フレイルに陥らないためにも大切なことのようです。

 友人、家族と良好な関係を保つことも、大事でしょう。
 社会的孤立やフレイルを減らし、要介護に陥る方を少しでも減らすことも我々リハビリ関連職が啓発すべきことだと思います。