年末、インフルエンザ罹患患者観測数が上昇し、注意報レベルに達しました。
直近の報告では(~1/1まで)渋川、前橋、館林を除き、注意報レベルになりました。
県内では西毛、北毛地域で多くなってきました。
当院でもインフルエンザに罹患した患者さんが増えましたが、皆様のご協力で終息に向かっています。
リハビリを行う場所を限定することなどで、ご不便をお掛け致しましたが、徐々に正常化しますので、宜しくお願い致します。
面会制限も実施していますが、不要不急のお見舞いは引き続きご遠慮いただきますようお願い致します。
県も以下のように警鐘をならしています。
今後、さらなる流行の拡大が懸念されます。皆様も、次の事項に留意し、インフルエンザに「かからない」「うつさない」ための取り組みをお願いします。
- 手洗いを心がける。
- 咳、くしゃみが出る方はマスクを着用するなど、咳エチケットを徹底する。
- 不要、不急の外出はできるだけ控える。
- 呼が苦しいなどの症状があった場合には、すぐに医療機関を受診する。
- 基礎疾患(慢性閉塞性肺疾患、喘息、慢性心疾患、糖尿病など)をお持ちの方や小さなお子さん、高齢者は、特に体調管理に気をつける。
当院は高齢者が多く、インフルエンザに罹患すると重症化しやすいということがあります。
インフルエンザに罹る可能性が高いのが15歳未満の小児ですが、死亡率は当然高くありません。しかし年齢を重ねても罹患率に変化はないものの、65歳を超えたあたりから亡くなられる方が増えてきます。この結果はインフルエンザでも亡くなることがあるということを示してます。
従って高齢者はインフルエンザに罹ると重症化しやすいといえます。
当院の患者さんはリハビリ実施目的で入院された方がほとんどすべてです。貴重な入院期間を、インフルエンザ治療のために無駄にしてしまうことのないよう、また安静による廃用症候群に陥ることのないよう、他の方にうつしてしまうことのないよう、感染防止対策に是非ご協力いただきたいと思います。