こんにちは。
今回は先日子どもと遊んでいて感じた事をお話したいと思います。
最近うちの子どもは絵を描くことが好きでよく「クレヨン」で絵を描いて遊んでいます。
絵を描く道具は他にも色鉛筆などさまざまな道具があるかと思いますが、子どもがよく使うのはクレヨンではないかと思います。理由としては口に入れても安心などの側面もあると思いますが、その他にも理由があると感じでいます。それは書く際に程よい粘着性や抵抗感があり、書いた方向や筆圧などが認識しやすく、また操作する際に安定感を与えてくれると感じているからです。そのため私も絵を描く楽しみ活動としてだけではなく手の訓練としてもリハビリの中でよくクレヨンを使います。
今は子供用のクレヨンもとても色々な物が出ていますが、現在子どもが使っている物が図のようなグリップ部分がとても太く手のひら全体で握れる丸みを帯びたクレヨンを使っています(図1)。
うちの子どもも以前は細いクレヨンを使っていたのですが、筆圧コントロールが難しい子どもにとっては折れやすく、それで泣き叫び収拾がつかなくなる事が多くありました。
そのためテープで止めては折れるを繰り返していました。しかし、このクレヨンに変えてから折れる事が無くなり本人も成功体験として入力されやすいと感じています。
もちろんリハビリではその方の能力によって適切な物は変わってくるかと思いますが、このようなクレヨンがあったらリハビリで使いたいなと感じました。
記事担当:OT室