コロナウィルスが未知のウィルスとして扱われ、学校や職場が臨時休業したのがつい最近のことのように思いますが、もう3年半も前のことです。その後、さまざまな医療機関、施設でクラスターが発生し、入退院に制限がかかっていた時期もありました。
当院でもクラスターが発生し、外部から感染対策チームに入っていただいたこともありましたが、短期の感染終息は難しく、リハビリを中止して介護職として病棟に入っていたこともありました。昨年の3月頃が一番酷く、このブログの更新も、月に数回しかできませんでした。
この頃の実績指数をみると、単月では40を割り込むこともあり、常に尻に火がついているような状態でした。本当にこのままリハ病院をやっていけるのだろうかという不安がかなり強かった事が思いだされます。
しかし、あれからさらに一年半。コロナも5類になり、でも、医療機関は「ゼロコロナ」というかけ声のもと、感染対策とリハビリの両立を試みてきました。
先ほど、実績指数が単月で40というお話しをしましたが、6ヶ月毎に算出する実績指数も45前後に留まっていました。
しかし、5類になったこともあり、濃厚接触者の概念もなくなったことから当院でも感染対策をその都度変更し、感染者の隔離は伴うものの、最小限にすることによってリハビリの効果も少しずつ正常化してきました。
その結果、先月退院者を含む直近6ヶ月の実績指数が48を超え、コロナ前と同じ水準まで戻ってきました。最近もクラスター対応があったにも関わらずです。
やはり活動量の維持向上は凄く大事なことのようで、回復期リハ病棟3棟すべてでこの結果は久しぶりなので嬉しく思います。
コロナがかなり軽症化しているということもありますが、良かったと思います(^▽^)。これからも結果を出し続けられる病院でありたいと思います。
記事担当:部長さかもと