昨日夕方の時点では、中之条町で数ミリという降雪予報。
少し早く出れば、間に合うと踏んで朝起きると、窓の外は雪。
今週、2回目の雪道運転となりました(^_^;)。
最近はコロナ感染者の拡大も少し落ち着き、群馬の実行再生産数(一人が何人に感染させるか?)も数日1を割っており、良い兆しだと思います。
小中学校も感染の拡大検査や、濃厚接触者認定や、学級閉鎖などが抑えられているようで、1月下旬のように職員の休みで患者さんにご迷惑をお掛けすることが、減ってきました。
しかし引き続き、急な感染拡大ではご迷惑をお掛けすることがあるかもしれませんが、そのときは宜しくお願いします。
REOGO-J
ところで、4月に診療報酬改定を迎えます。
回復期リハ病棟でもいくつかの変更点がありますが、一番大きなものに、重症者受け入れ割合の拡大があります。
入院時の重症者比率が3割以上だったものが、4割以上に変更されます。
厚労省としては、回復期リハ病棟入院料1-2には、もっと重症者を受け入れる病棟にして欲しいと思っているようで、重症者比率を上げてきました。
当院では直近6ヶ月の重症者受入率が44%でしたので、病棟にもよりますが、少し比率を上げていくくらいが無難なようです。
重症者は下の表で10点を超える方であり、その方々の3割を入院中に4点以上改善する必要があります。
重症者といってもコロナ感染者の重症とは全く異なり、日常生活活動の自立度が低いことを表しています。
各項目の得点には細かい規定があり、研修を受けた者しか評価できませんが、雰囲気は掴んでいただけるのではないかと思います。
季節、時期によって重症者の割合も変わってきますが、年間通して達成し続ける必要がありますので、是非入院申し込みをご送付いただきたいと思います。
2年前に変更された診療報酬改定で、発症2ヶ月を超えた患者さんでも、入院が可能になっています。しかし結果の指標である実績指数は継続されています。これは発症からの期間にかかわらず受け入れても良いが、ADLを良くするという結果は出しなさい、ということです。ただ、発症から時間が経つとリハビリの効果が出にくくなりますので、発症から2ヶ月以内には回復期リハをご検討ください。
ちなみに昨年度のデータでは、脳卒中患者さんのほとんどは、発症3ヶ月以内に回復期リハを開始されています。
記事担当:部長さかもと