こんにちは!
先日、第30回脊髄損傷理学療法研究会に参加してきました!
今回の研究会のテーマは『再生医療とリハビリテーション』という事でした。
近年、再生医療という言葉をよく聞くようになりました。
再生医療とは、その名の通りですが、自分自身の細胞を取り出し、体外で培養し、病気や怪我の治療に役立てる治療法です。
講演やシンポジウムでも再生医療の現在や幹細胞やiPS細胞、ES細胞での神経再生についての話がありました。
結論を簡単に言いますと再生医療にはリハビリテーションが不可欠だという事でした。神経は再生医療で繋ぎ直しても、神経に刺激を与える事、神経促通を行わなければ、神経が機能しないという事でした。
リハビリテーションとして対応していくためにロボティクス、ロボットを利用してリハビリする事が挙げられていました。
当院でもロボットを利用したリハビリを、これまでも行って来ました。
当院も再生医療を行った患者さんの手助けが出来るのではないかと研究会に参加して思いました。
すでに大学病院や医療機関において再生医療が始まっています。これから再生医療を行って、入院される方も増えてくるかと思います。患者さんやそのご家族のニーズに応えられるようにより一層、リハビリ業務に打ち込んでいけたらと思います。
記事担当:PT稲垣