9/14に入院医療等の調査・評価分科会が開催されましたが、回復期リハ病棟の、自宅退院予定患者に対する退院前訪問指導実施割合が出ていました。
回復期リハビリテーション病棟の、実に43.6%が入院中に一件も訪問指導を行っていないという協会の衝撃的な調査結果が紹介されていました。
当院における退院前訪問指導は、住宅改修指導や、自宅での介助指導を目的に実施していますが、PTOTから私への相談、打診件数が、4月からの半年で、72件ありました。
実際に訪問指導を行った件数は、まだ調査できていませんが、おそらく50件は楽に超えています。割合にすると2割弱といったところでしょうか。
昨年迄、感染症で中止になった期間があったにも関わらず、年間100件前後の実施件数となっていましたので、今年はさらに拡大する可能性が高いと思います。
院内の環境は基本的にバリアフリーですので、移動・移乗などに障壁がありません。自宅帰ると、病院は楽だったな・・・と思われる方も少なく無いはずです。
遠方の方は訪問するのが難しい場合もありますが、自宅環境に適応し易くするため、この制度を利用していただきたいと思います。
記事担当:部長さかもと