退院3ヶ月後のアンケートを集計しました。
脳卒中、骨折等の患者さんで、自宅に退院された方にアンケートを行っていますが、1/3の方は、転倒経験があるそうです。
健常者にとっては、転んだからどうしたと思われがちですが、骨折や、頭部外傷、脊髄損傷など、転倒は多くの疾患を招くことにもなりかねませんので、転倒しないよう、ご注意いただきたいと思います。
また、退院3ヶ月での転倒経験者は、複数回転倒を経験している方が2倍。
過去の転倒経験を聞く事が大事だとよく言われますが、経験者には怪我の予防方法をていねいに伝えて行きたいと思います。
時間帯についてはばらばらで、朝昼夜と同じくらいの比率になっています。
活動が少ない夜の比率が高く、出歩く人が少ない分、夜間の転倒頻度は高いと言えるのではないでしょうか。
いずれにしても転倒頻度が多くなることは、怪我が多くなるので、防がなくてはなりません。
記事担当:部長さかもと