このHPにはスポーツに関連した情報が多く掲載されており、我々のようなリハビリテーション従事者にも参考になる情報もあります。
今回は、スポーツと学力というもの。
(3年以上前の記事で恐縮です)
「運動も勉強も、「頭で行うもの」という意味では同じ。むしろ運動ができる子は勉強もできるようになる、それは多くの研究で実証されているのです。
アメリカで小中学生95万人に行った大規模調査で、子どもたちの心肺能力や筋力・持久力・体脂肪率などの総合的な体力調査と、学力テストの成績との関連性を分析した研究では、体力調査での成績が高い子どもほど、学業成績も優秀な傾向があることが確認されています。...」
子供のころの主観だと、運動が良くできる子は、勉強ができず、勉強ができる子は、運動がそれなりにできていた印象です。だから運動はしすぎてはいけないのではないか、できすぎると問題が発生すると思っていました。
でも、実際に統計を取ってみると、以下のようにきれいな相関がでている。運動も勉強もできるという子が多いようです。
子供の頃に持つ人の主観というのは、あまりアテにならないということが良くわかりました。
これは学生だけの話ではなく、リハビリの対象となる疾患、年齢層の方々にも同じことが言えると思います。
リハビリは運動することだけではありません。そのついた筋肉、体力をどう上手に使っていくか考えながら行動できることも大事です。
リハビリにおいても、運動機能と脳機能は一緒に高める必要がありますので、身体と頭、一緒に鍛えていきたいものですね。
記事担当:部長さかもと