理学療法士、作業療法士の実習生を受け入れるためには、指導者として講習会を終了する必要があります。
講習会の開催数に対し、希望者が多く、最初の頃は希望しても申込み多数のため今回は・・・という通知が何度も来ていたことを思いだします。
最近は充足しきったのか、最少催行人数に達せず中止という話が多くなった印象さえあります。
私の実習生時代は、症例報告をレポート用紙数十枚書くために何度徹夜したかわからないというような実習をしていましたが、今現在は45時間ルールができ、週5日勤務で8時間労働の場合、自宅学習時間が最高でも週5時間以内に制限されており、ホワイトな環境で実習できるようになったと思います。
さて、この臨床実習指導者講習会ですが、当院のPTOT合わせて40名弱がこれを終了しました。5年目以下の臨床経験では取得できない事から、今年は指導者が不足した環境にあるのか、イレギュラーな実習依頼を受けることが多くなったように感じます。
しかし、経緯によらず、実習は楽しく行いたいと思いますので、実習生の皆さん、どうぞ宜しくお願い致します。
記事担当:部長さかもと