群馬リハビリテーション病院 リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。通常のリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使し、多くのリハスタッフで患者さんを担当させていただいております。

今年度の臨床実習

 昨年35名を超える評価・臨床実習を受け入れた当院ですが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、実習の受入を中止しています。

 

 もっとも、療法士養成校自体が休校にしているところも多く、今月に入ってやっと授業が始まったという学校も多いのではないでしょうか。

 

 大学などはzoomで授業というところもあったり、短時間の動画配信を行っている学校もあると聞いています。

 

 そうした中で、養成校とやりとりするうちに、当院としての今後しばらくの臨床実習に対する考えかたがまとまってきました。

 

 まず、群馬県以外に所在地のある養成校の臨床実習ですが、今年度に関しては見送りとしたいと思います。

 既にいくつかの養成校からは、県をまたいでの実習を今年は見送りたいとの連絡をいただいています。

 これにならって、当院としても県外の養成校からの実習生受け入れを見合わせます。

 

 長野、埼玉、新潟、東京等が対象になりますが、まだ連絡が取れていない養成校もありますので、後日ご連絡を差し上げたいと思います。

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 さて、県内の養成校についてですが、これから少しづつ再開していきたいと思います。

 早速いただいた難題は、県外在住者の臨床実習はどうするかということでした。

 これについては、現在実習中ということであり、その後すぐに当院の実習期間に入るということ、また、不要不急外出は避け、2wの自粛生活後当院の実習に入ることや、毎日の検温などを実施して、当院の感染防止活動に協力することを条件に、臨床実習を認める方向でいきたいと考えています。

 

 しばらくの間は、同様の対応で感染対策を実施しますので、ご了承の上、実習に臨んでいただきたいと思います。

 当院の感染対策はCOVID-19を扱っている医療機関に比べれば不十分なものに映るかもしれません。

 しかし、スタンダードプリコーションを丁寧に行う事で、外から院内への感染を防ぐ必要があります。

 このような対応を学ぶことも、臨床実習の醍醐味と言えるでしょう。言われたことがなぜそうなのか、考えておくことも大切です。

 

 また、臨床実習に入る際には2w前から検温を開始してください。1日3回朝昼晩と行います。その日の行動記録もつけておいてください(誰とどこに何しに行ったか)。

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 これは、万が一発症した際に使用するものです。それ以外には提出も求めませんが、しっかり記録しておいてください。スマホのスケジューラーなどに記録すれば良いと思います。

 

 今後、コロナウイルスは第2波、第3波が来ると言われています。今まではコロナウイルスが過ぎ去ったらどのように対応すべきかという考えで良かったものが、これからはコロナ共にという考えで対応することが要求されます。

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 外来リハビリについて、ほんの一部を再開させていただいておりますが、今後は入院患者さんと外来患者さんのリハビリを実施する空間を、どうやって分割すべきかという議論がなされていきます。

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             新生活様式の例 NHKから


 当院のリハビリ室はかなり広大で、基準の10倍程度の広さは有していますが、感染リスクに対応した空間を分けるように考えられて設計されていません。従って、感染拡大を防ぐにはどうすべきか、事前準備をしっかり行わないとうまくいきません。今月中旬以降には、面会制限等の解除について早ければ実施されることになりますが、都心では新規感染者が増えていることもあり、今後どうなるかの予測がつかないところもあります。

 

 こういう点からも少し時間を掛けて、withコロナの時代にどう対処すべきか一つずつ考えていきたいと思います。

 

                        記事担当:部長さかもと