群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

言葉の伝え方、伝わり方

 みなさんこんにちは。

 

 今回は日常生活で「難しいなあ」と思ったことを書いていこうと思いました。ブログっぽくなってきましたね。前回の読書の話程、堅苦しくはならないはずです。

 

 普段の生活の中で、メールやLINE等でやりとりをする機会が皆さんそれなりにあると思います。離れた所から連絡が取れることは便利だと思いますが、顔を合わせずにコミュニケーションを取る事に、僕は先日難しさを感じました。

 

 その時のやりとりです。

 

 A君「今度、ご飯でも食べに行こう」

 B君「いいね、僕も行きたい」

 C君「何で来るの?」                                                                   

                            

 実際のやりとりとは少し異なる部分がありますが、大まかな内容と文字だけで生まれる誤解はイメージ出来るかと思います。C君はB君の移動手段を聞きたかったのですが、B君はご飯にきちゃ行けないのかと捉えることが、このやりとりでは出来てしまいました。幸い旧知の仲だったので大事になることはありませんでしたが、もし初対面などまだ関係性が浅い時にこのやりとりが起きてしまうと誤解が起きてしまうのかなとこの時感じました。

 

 この経験から、文章でのやりとりの際に「この書き方だとこっちの意味で伝わってしまうかも」など表現の仕方を気にするようになりました。自分の言葉が相手にどうやって伝わるのか気にし始めてから、患者さんへの声かけの意識が変わったように思います。

  

 リハビリをお手伝いする上で、患者さんとのコミュニケーションは当然ながら欠かせないものです。専門職である以上、自分たちの言葉一つで患者さんの認識が変わってしまうことが少なからずあります。それが患者さんを勇気づける、励ますような伝わり方をすればいいですが、時には後ろ向きに伝わってしまうことがあります。

 

 自分の言葉をどう「伝える」のか、それが相手にどう「伝わる」のか考えながら患者さんと関わっていきたいと思います。

                             

記事担当:PT青柳