皆さんはこの「聞く」「聴く」「訊く」の違いが分かりますか?
辞書で調べると…
聞く:音や声が耳に入る
聴く:内容を理解しようと進んできく
訊く:問う、尋ねる でした。
私たちセラピストは患者さんに関心を持ち「訊く」ことで想いを引き出します。
そして患者さんの話をしっかりと「聴く」ことで信頼関係も築けると思います。
「聞く」だけでは患者さんに“この人に話しても分かってもらえない”と
思われてしまうのではないでしょうか。患者さんはコミュニケーション態度で、
その人の人間性を見抜く力があると思います。
コミュニケーションをとるうえでこの「聴く」「訊く」という態度はとても
大事な要素だと日々の臨床で感じます。
そして新社会人の皆さん!先輩や上司からの話をただ「聞く」だけでは成長できません。
「聴く」ことで物事を客観的に見て考える事が出来るのではないでしょうか。
コミュニケーションが苦手な人もいると思います。
だからといって何もせずに待っていても何も変わりません。
自身で答えが見つからないときには「訊く」ことで見えてくることもあると思います。
記事担当:ST田村