みなさんこんにちは。
今年度、ブログ係の一員となりました、理学療法士の梶原です。
こんな風に文字に起こして伝えることは実は大の苦手ですが、皆さんに楽しく読んでいただけるようにがんばりますので温かく見守っていただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
最近、理学療法士をやっていて良かったと心から思える瞬間がありました。
これは先日の出来事。
3か月間入院されていた私の担当の患者さんが退院されました。
その患者さんはとてもリハ意欲の高い方で、ここを治したい!こんなことができるようになりたい!と様々な要望を伝えて下さいました。
書籍やON-LINE学習を使って勉強し介入方法を試行錯誤してみたり、何より先輩方にたくさんのご助言をいただいて、私自身かなり学ぶことの多かった濃い3か月間でした。
そしてその患者さんは3か月間のリハビリを終え、笑顔で退院し無事在宅復帰されました。
退院された際にいただいたお手紙の中に、担当が私で良かったと綴ってありました。
多くの理学療法士がいる中で患者さんは担当の療法士を選ぶことはできません。
ご希望に沿えるよう一生懸命頑張ろうという思いがある一方、経験年数が浅い私は、自分が担当であることに対しての後ろめたさと自信の無さがあり、このお手紙を読んで涙が出てきました。
もっと勉強していれば出来ることがあったのではないかと思うと心残りもありますが、何より3か月間充実し満足していただけて、笑顔で退院されたことを本当に嬉しく思いました。
改めて理学療法士が、ヒトから感謝されるステキな職業であることを誇りに感じました。
当院に入院された患者さんのADL(日常生活活動)やQOL(人生の質)を高めるお手伝いができるよう、もっともっと勉強し、様々な疾患の方にリハビリを提供できるよう努めていきます!
記事担当:PT 梶原