脳卒中の死亡率をグラフにしてみました。男女で棒の長さが違うのは、死亡率の違いを表しており、男女で2倍くらい違います。
都道府県別、ということではじめてみましたが、よく見ると政令指定都市は別になっています。わかりにくくて申し訳ありませんが、男性のところで見ると62の京都は京都市を表し、26の京都は京都市以外の京都を表しています。
他の政令指定都市も、数字が大きい方が市、小さい方が都道府県を表しています。
脳卒中死亡率の低い京都、香川、奈良といった自治体を参考にしたいですね。
我が群馬県は男性で上から20番目、女性で上から13番目と決して死亡率が低い訳ではありません。これを生活習慣などから考えてみたいと思います。
今日は、まず一日の歩数からご紹介します。
古くから群馬県病といわれ、近くのコンビニにも車で参上するという話ですが、どの位歩かないのでしょうか。
ピンクでわかりにくくて申し訳ありません。
今度は政令指定都市は入っていませんので、純粋に県別順位です。
男性が36位、女性が27位ということで、男女ともに全国平均以下を叩き出しています。
脳卒中リスクの高さは、まずは一日の歩数が少ないことも一因と考えられます。活動量を如何に増やすか考えたいものです。
今日はこのくらいにしておきますが、今後数回にわたり、肥満や生活習慣についての県別データをご紹介したいと思います。そのデータからどういった生活習慣が脳卒中予防のために大事なのか考えていきたいと思います。
データは平成18~22年の国民生活・栄養調査データを用い、都道府県別に年齢調整を行った資料を使いました。生活習慣が詳細に調査されているデータであることから、少し古いものですが、脳卒中死亡率についてもH22に揃えました。各自治体の取り組みで、死亡率も大きく下がっているところもあると思いますが、あくまでこの平成22年時点での死亡率と生活習慣をご紹介しますので、ご了承ください。
記事担当:さかもと