群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

環境と血圧変動

 新年早々、冬期死亡増加率は、外気温ではなく、室内の気温が関係するというお話をさせていただきました。

 

gunmarehab.hatenablog.com

 ヒートショックなどと言う言葉もあり、自宅内での急激な温度変化は避けたいところですが、そもそも部屋が寒い状況をつくらないことが大事だと思います。

 

 下のグラフは、年齢別気温による血圧変動を表しています。

 

 気温が20℃と10℃を比べると、どの年齢層でも起床時の血圧は上昇しています。

 

  

 

 しかも、血圧の上昇幅は年齢を重ねるごとに大きくなるというおまけがついています。

 

 風呂に入るときのヒートショックは良く言われますが、朝起きて部屋が寒いというのは、こういうところに問題がでそうです。

 

 高断熱・高気密住宅などは問題が無いのかもしれませんが、英国保健省が推奨する「推奨室温」が、18℃という設定がなされています。

 

 

 冬は家の中全体を温める努力が健康につながりそうです。

 

                             記事担当:さかもと