最近、よく話題に挙げている!?、2ステップテストです。
下のように大股で2歩、歩いてその長さを測ります。
2歩歩いた値と、身長を比較し、1を超えていれば身長よりステップの長さが長いと言えます。
年齢や男女で灰色の範囲に入れば、標準的な身体能力とされますが、赤の範囲では何らかの問題が疑われます。
入院患者さんでは、この数値が1を超えるようになってくると、歩行自立の目安にもされています。
障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)というのが、下の表ですが、これと2ステップ値の関係を示します。
当院でとったデータではありませんが、こんな結果になりました。
屋内歩行レベルのJ-2では、平均0.76であり、外出に介助を必要としている人では、この2ステップ値は1を超えないようです。
隣近所へ歩いて移動するためにも、1.0くらいを目標にしたいものです。
このテスト施行の際には、無理に脚を広げすぎて、転倒しないように気を付けてください。
記事担当:部長さかもと